【本】旦那が突然死にました。 / せせらぎ
Kindle Unlimitedを使い、時間があるときに日本の本を読んでいます。耳で聞くのは英語ばかりの毎日ですが、やっぱり目では日本語が見たくなります。
せせらぎさんの「旦那が突然死にました。」は、41歳の時に突然亡くなってしまった旦那さんの事、その後に残ったせせらぎさんと2人の子どもたちとの生活について書かれています。
なんの前触れもなく、突然奥さんや旦那さんが亡くなったという話を時々聞くような年になってきましたが、一番の悪夢(nightmare)じゃないか、と私はいつも思っています。いつもいた大好きな人が次の瞬間にはいなくなり、「普通」と思っていた生活が普通でなくなる、と。考えただけで、怖くてどうしようもないです。
この本では、せせらぎさんがどんなふうに考え、毎日を過ごしてきたかなどが書かれています。いろいろな事に挑戦して、前向きに過ごされているな、と思いました。
本を読んで、誰かを突然失う事が怖くなくなったわけではないですが、「当たり前の日々が、当たり前に過ごせること」に毎日感謝して、一生懸命、後悔ない日々を過ごせるようにがんばろう、と思います。
才能あふれる若い方や、すごい素晴らしい方が亡くなった時に、主人がよく言う一言。
"S/he was such a wonderful person so God needed her/him in Heaven"
その人が亡くなって悲しくても、ふっと心が軽くなる一言です。