【アメリカ生活】Health Care 2
コロナ感染が広がり、アメリカでの病院の状況も変わりました。
コロナ感染が問題になる前から、私が行く病院では大体の事がオンラインやアプリで管理できていました。
- 病院の予約 (緊急でない限り、アメリカでは予約をしてお医者さんに行きます)
- 検査結果の確認 (血液検査はだいたい24時間以内に結果が見れます)
- お医者さんへの質問 (emailみたいなもので、48時間以内に返事がきます)
- 薬局での薬の補充
- 自己負担額などの支払い
薬の補充とは、薬がなくなるころ、お医者さんにオンラインまたはアプリから薬のリクエストすると、薬局に処方箋を送ってくれ、待ち時間なく受け取れるという仕組みです。私は使ったことがありませんが、郵便で自宅まで薬を郵送してくれるというサービスもあります。
コロナ拡大後は、これらのサービスに加え、お医者さんとの面談がオンラインになりました。もともとインフルエンザなどの患者さんは、オンラインでの面談でしたが、他の患者さんもオンラインに代わりました。
私も4月ごろに膝がとっても痛くなり、予約を取りました。ビデオでの面談で、カメラを使い、膝の痛い場所をみせ、状況を説明し、薬を出してもらいました。一年に一度受けている、健康診断に関しては、予約の前に血液検査にいき、面談の間にそのことについて話をするという感じです。血圧を測ってもらえない、など不便なこともありますが、家からお医者さんの面談できるのは便利です。
乳がん検査など、病院に行かなければならない時は、予約を取り、マスクをつけていきます。入り口には、受付の人がたっていて、熱がないかなどの確認をされます。乳がん検査に私も5月ごろ行きましたが、いつも混んでいる病院がすいていて、いつもよりも早く検査が済みました。
コロナ感染拡大に伴い、様々なことが変わったアメリカですが、お医者さんとの面談や薬の補充などに関しては、特に不便を感じず、前と同じように過ごせていることに感謝です。
【アメリカ生活】Health Care
アメリカでは日本のように国民保険制度がないので、仕事を探すとき、どんな保険(英語: insurance)や保証(英語: benefit)がついてくるかは、重要なことのひとつだと思います。
私が住む場所では、お医者さんに会う時、自己負担額(英語: co-pay)というものを払います。この自己負担額が保険によって変わります。例えば、毎月の保険料が$1000の保険Aと$500の保険Bがあるとします。そうすると、同じお医者さんに診てもらうにしても、保険Aだと自己負担額は$15、その一方で、保険Bは$40という感じです。
でも、普通の仕事をしていると、毎月$1000も保険料を払うのは大変ですよね。そこで、会社がその何割かを負担してくれるのです。ありがたいことに、私は今の職場から素晴らしい保険を与えてもらっていて、とても感謝しています。会社が従業員一人一人の保険に驚くほどのお金を毎月払っているのが、給料明細を見るとわかります。
アメリカの保険はとても複雑で(英語: complicated)で、自分に合ったものを探すのがとても大変だと思います。しかも、保険によって毎月の自己負担額も変わるので、ますます頭を抱える事態になっていきます。
お医者さんに診てもらうのにすごいお金がかかるアメリカでは、「仕事は嫌だけど、健康保険の為に今の仕事をやめれない」という話を聞きますが、保険事情をみると、とっても納得できる理由だな、と思います。
【英語 Quote】
「新しいことに挑戦してみようか、でも失敗するのは嫌だ。」
新しい役職(英語: position)に応募してみたいけど、不採用(英語: reject)されるのが怖いので今のままでいいや、と私がよく思っていたことです。よっぽどの自信や確約がない限り、新しい挑戦をしてきませんでした。
誰でも拒絶されると、差こそあれ、傷つきますよね。年を重ねるごとに、そんな気持ちが大きくなってきた気がします。アメリカに来た当初は、失敗してから学ぶほうが多かったので、失敗することを恐れず、無我夢中に毎日を過ごしていた気がします。アメリカ生活も長くなった今は、英語で失敗することが少なくなってきたので、「だめ」と言われると、英語の問題ではなく、私自身の性格や能力が劣っているといわれているようで、もっと傷つくのかもしれません。
そんな時に見つけたこの一言。
You miss 100% of the shots that you don't take.
日本語でいうなら、「挑戦しない限り、100%の確率で何も変わらない」という感じでしょうか。
失敗を恐れず、色々な新しい事に挑戦していきたいな、と思います。
【おすすめ】Map My Run
夏の暑くなる前は、外を歩きによく出かけていました。今では、GPS腕時計やアプリを使い、自分の歩いた距離などを簡単に記録できますが、私は歩きに出かける前に、これから歩くルートの距離を把握しておきたかったのです。
そこで役に立ったのが、MapMyRunです。
ログインした後、”Create Route"という機能を使うと、自分のルートが作成できます。
自分の所在地や旅行先などを設定すると、その場所の地図が表示されます。そこから、自分がスタートしたい地点をクリック。あとは、自分の歩きたいルートを好きなようにクリックしながら設定するだけです。そうすると、自動的に距離が表示される仕組みです。クネクネと曲がった道や、公園内にある遊歩道なども、問題なく距離を教えてくれます。
アメリカだけではなく、所在地に日本の住所を入力すると、ちゃんと日本の地図が出てくるので、興味がある方は、ぜひ試してみてください。
【アメリカ生活】Managing Team
先々週、仕事でManaging Teamというトレーニングをオンラインで受ける機会がありました。オンラインで用意されたトレーニングビデオを見て、自分が思ったことや学んだことをメモしておき、後日マネージャーと話し合う、という感じでした。
そのトレーニングで私が学んだことをいくつか。
- As long as you get the project done, it does not need to be the same way you do. Let staff to be more independent.
部下がプロジェクトを期日内に、そして満足いくものに仕上げることができるのなら、その工程はたいして問題じゃない。部下が自分と同じ過程を踏む必要はなく、部下の行動を細部までチェックせず、もっと独立して仕事をさせろ、と。
- Communicate with people but try not to be pushy.
- Set the clear goals from the beginning.
- Be patient.
- Provide constructive feedback. Be sure to address what could be improved and how expectations could have been met.
- Focus on what you can control, give others the benefit of doubt and be compassionate.
私が特に頑張ろうと思ったのは3番と5番。私はとってもせっかち(英語ではimpatient}で、頼んだことは今すぐやってほしいのです。それから、5番の思いやり(英語ではcompassionate)をもつこと。完璧な人はおらず、誰でも間違いは犯すもの。「自分に厳しく、人にも厳しく」な私ですが、計画通りに物事が進まなくても、イライラせず心穏やかに、自分ができる事に集中して、人に優しくすごそうと思います。
【アメリカ生活】nextdoor.com
Nextdoorというサイトを、アメリカに住んでいる方はご存じでしょうか?
NextdoorはFacebookのようなSNSですが、一つ違う点は「自分のご近所さん」とのみ、つながれるところです。住所によって、地域がいろいろ分かれており、自分の住所によって入れるグループが変わります。そのため、サインアップする際には、自分の名前と住所が一致するかなどの確認が行われます。私がサインアップした時は、オンラインで登録した数日後、認証コードが載ったハガキが自宅へ送られてきて、それを入力して手続き完了でした。すでにNextdoorを使っている近所の方を知っている場合は、その方からの紹介コードを入力という方法もあるようです。
Nextdoorの投稿は、「犬が逃げてしまった!見かけたら連絡お願いします」、「家の庭で猫を保護しました。飼い主を知っている人はいますか?」などの動物関係が私の住む地域では多いです。時々「車が盗まれました」、「早朝、近所で見かけない人がうろうろしていました。気を付けて!」などの投稿も見かけます。また、「お薦めの歯医者さんはありますか?」などの質問もあります。
Nextdoorを使っていなかったら知らなかったであろう地域情報を得られる点で、私は気に入ってよくチェックしています。質問すると、基本的に私の地域の方々は親切で、色々な情報を共有してくれます。実際に会った事ない人たちばかりですが、誰かとつながり、助け合っていけるというのは心強いものです。
【本】深爪式 / 深爪
相変わらずAmazon Kindle Unlimitedで日本の本を読んでいます。
Twitterでもfollowしている、深爪さんの「深爪式」。
まだ読んでいる途中ですが、共感できることが多く面白いです。ズバズバと正直にいろんなことを書かれています。
その中のひとつ。
ネットには「夫がクソすぎる」という愚痴が溢れている。
夫婦とは、えして同レベルの人間同士がくっついているものなので、夫の愚痴を垂れ流す行為はすなわち「私は、その程度の男としか結婚できないレベルの低い女です」をふれまわるようなものなのである。
ー深爪
その通りだと思います。
よく一緒に仕事をする方が、奥さん悪口をよく言っていました。「結婚してから彼女は変わった!僕に対して思いやりのかけらもない」というのが、彼の言い分です。話を聞くと、同情できる部分もあるのですが、彼もとても気難しい人なので奥さんも大変だろうという、というのが私の正直な感想。私から見るとどっちもどっちです。
いくら文句を言っても、そんな彼女と結婚したのも彼ですし、自分は変わるつもりがないのに、奥さんには変わってほしいとは、自分勝手ですよね。
相談されたときは、正直に自分なりの解決策を提案するようにしてますが、私のいう事は全く聞かず、かといって状況を変える為に行動することも、自分を変えるつもり全くないことが続くときは、何もアドバイスをせず話を聞くだけにしています。